保育園の家
未来は子供の教育にこそあると確信をした科学者夫婦が、東京から埼玉県横瀬町に移住し、町工場を改修し、保育の場と家を計画しました。
長く水平に伸びる屋根を、さらに長く増築し、そして、屋根下の内部空間は減築しました。屋根の下の床に段差をつけて、子供もこもれる小さな空間から、周囲に広がる自然に開かれた背の高い空間まで、いろいろなサイズの空間を用意しています。
その屋根の東端には、オーナー一家が暮らしています。
どんな子供も大人も受けとめてくれる一家と横瀬の緑が、自然とそこにある風景を、目指しました。
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